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レポート

2016/08/29

個のチカラを集結。前進つづける、夢。

株式会社 IHI

 車椅子を自在に操り、激しくぶつかり合い、疾走する試合展開のなかで放たれる、鮮やかなシュート―。7月20日、江東区豊洲に本社を構える株式会社IHIの広大なアトリウムで開催されたのが「車椅子バスケットボール」のエキシビジョンマッチ。リオパラリンピックに出場する千脇貢選手(千葉ホークス)らが登場し、地域の子どもたちや同社従業員に世界レベルのプレーを披露した。

 主催のIHIは、発電機器、橋梁、ターボチャージャ、航空エンジンなど多彩な製品を提供する総合重機企業。本社や工場のバリアフリー化や女性活躍推進など、ダイバーシティに力を入れる。同社は昨年5月、一般社団法人日本車椅子バスケットボール連盟とオフィシャルスポンサーシップ契約を締結し、日本代表の合宿場所を提供するなど、グループ全社を挙げて多方面に応援する。

 その経緯について、粟井一樹総務部長は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて「皆で応援するものが欲しかった。地域の方々や従業員が一体となれるように」と話す。

 IHIの企業理念は「人材こそが最大かつ唯一の財産」。粟井さんは「外国の方々、障害者の方々、多様な人たちが団結することで、はじめて会社は成り立つもの」と考える。さまざまな人が活躍する企業は、チームスポーツのあり方に通じる。「今後も全国の事業所で、より多くの人たちに車椅子バスケの魅力を伝えていきたい」と夢を広げる。

 当日は多くの子どもたちや従業員が競技を体験。今回のようなイベントについて、キャプテンの植木隆人選手(千葉ホークス)は「競技の認知度を高める大切な場であり、障害のある人と触れ合う場になった」と話し、最後に「東京が、僕の集大成になる」と4年後を見据える。

 アスリートと企業は、チームプレーで明日に向かう。

粟井 一樹氏

株式会社 IHI
執行役員 総務部長

粟井 一樹氏