メッセージ

この絵を見ながら、話してみよう。
家族と、友人と、大切な人と。

誰もが暮らしやすいとは、どういうことだろう?

それはきっと、
誰もが自由に移動することができ、
やりたいと思ったことにチャレンジできる、
ということ。

そうできないとしたら、それはなぜだろう。

私たちは、一人ひとり、みんな違う。
性別、国籍、年齢、背が高い人低い人、
右利きの人左利きの人、
車いすやベビーカーに乗っている人…。
同じ人なんて一人もいない。

想像してみよう。
自分ではない誰かにとって、
この街がどんなふうに見えているのかを。

例えば、小さな子どもの視点で、
身体に障害がある人や、外国から来た人の立場で。
もしも誰かが困っていたら、
そっと声をかけてみよう。
急には難しいかもしれないけれど、
それぞれのペースで、最初の一歩を踏み出そう。

1年後、3年後、5年後の私たちの街が、
誰もが暮らしやすい社会であるために、
一人ひとりにできることが、きっとある。