レポート

2022/12/26

<寄稿>難しくないSDGsを発信 海洋プラスチック問題をYouTubeの紙芝居で広めたい

白浜ゆっこ

ここ数年コロナ禍で俳優の仕事がままならない中で、じっくりと今の世の中に目を向けて考える時間を持てました。そこで、以前から漠然と関心があったSDGsについてについて少しずつ調べ、学びました。

この危機を乗り越えるために、私は何ができるだろう?と考えたとき「SDGsって実はよく分からない」という友人の言葉を思い出しました。難しくないSDGsを発信することが、みんなの笑顔を守ることに繋れば良いなと思いました。

SDGs17のテーマで多くの問題を学ぶ中で、まずは「海洋プラスチックごみ」問題が私としてすぐにでも取り組むべき問題だと強く感じ、多くの人にもっともっと現実を知ってもらいたいという気持ちがおおきくなりました。

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子どもにも知ってもらいたいという気持ちから「海洋プラスチックごみ」をテーマにした紙芝居風映像を一人で作り始めました。作った理由は、後悔したくないからです。

 

 

今、気象と環境のリスクは私たちの生活に被害を与えています。地球の気温はどんどん高くなっていて、熱中症で緊急搬送される方や洪水や豪雨で大切なものが跡形もなく消えさり、最近では異例の猛暑によってヨーロッパで干ばつが起こるなど温暖化の影響と思われるニュースを目にすることが多くなったと感じています。

 

 

海に流れ着いたプラスチックごみを魚がごはんと間違え飲みこんでいます。その魚を私たち人間が口にしたとき、体内にどんな影響があるのかと思うと不安が募ります。

 

 

遠くない将来、秋と春が存在しない日本になってしまうかも。海の中では魚の代わりにごみが泳ぎ、その海を眺めて「何十年か前、あそこには人が住む家があったけど、沈んでしまった」と、未来の子供たちは親から聞くのでしょうか。

 

いいえ、そうではない未来であってほしいと願います。

 

ドラマに登場する個性豊かなキャラクターたちと一緒に安全な暮らし、健康、ごく当たり前にあるものにそっと触れ、エンタメとして楽しんでもらえたら嬉しいです。

白浜ゆっこ


俳優

白浜ゆっこ

「湯」巡りが大好き! 都内郊外の銭湯を駆け巡っています。 大竹しのぶさんのような幅広い役柄を演じる事ができる俳優を目指しています。
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