レポート

2023/02/22

V.LEAGUEでデフバレーPRイベントを開催!

 1月2122日、大田区総合体育館にてV.LEAGUE DIVISION1 WOMENJTマーヴェラスVS日立Astemoリヴァーレ戦にてデフバレーPRイベントが開催されました。企画したのは、日本たばこ産業株式会社(JT)東京支社。東京支社の社員の中にデフバレーの女子選手が在籍していることから、V.LEAGUEでデフバレーやデフリンピックのPRができないかと日本デフバレーボール協会、全日本ろうあ連盟に提案し、JTマーヴェラス戦においてイベント実施が決定。さらに、東京都と連携し、小池百合子東京都知事の出席や会場内でのデフリンピック紹介ブースの設置が決まり、4者協業によるPR展開が実現しました。

 当日、試合前にデフバレーPR動画が放映され、デフバレーの特徴などを紹介。その後、狩野監督と選手がコートに登場し、監督が手話も交えて「本日、皆様には、日々挑戦し続ける聴覚障害のあるアスリートがいることを知っていただけるとありがたいです。障害のある選手が頑張っているから応援しよう、ではなく、選手たちの挑戦する姿に心が動かされたら、その時、ぜひ応援してください!」と挨拶しました。

手話で挨拶する狩野監督

 22日のイベントの最後には、小池都知事が登場。「デフリンピックを国籍や文化、障害の有無に関わらず、誰もが交流して活躍できる共生社会の弾みにしていければ」とメッセージを送り、始球式を務めました。場内スクリーンでは、小池都知事の挨拶が瞬時に文字として表示されるユニバーサルコミュニケーション技術が活用され、見入る観客の姿も。多くの人がデフリンピックやデフバレーを知る機会となりました。その後、行われた試合では、3対2でJTマーヴェラスが見事勝利を収めました。

小池都知事による始球式

 デフリンピックまであと1000日、東京でこれから盛り上がりを見せるデフスポーツにぜひご注目ください!

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