レポート

2019/11/01

誰もが快適に安全にそして楽しく、未来へ!

東京モーターショー2019レポート②
手動車いすにカンタン連結 坂道もラクラク走行

歩行領域EVを車いすに連結した状態。車いすユーザーが自身で連結および取り外し操作できる

 現在開催中の「東京モーターショー2019」のテーマは「OPEN FUTURE」。さまざまなターゲットに向けて「くらしの未来」にまで領域を広げ、ワクワクするモビリティ、技術、システムなどが展示されています。障害のある人、高齢の方、子育て世代、多様な人々が、もっと気軽にもっと遠くまで出掛けたくなる、そんなコンテンツをレポートする第2弾。


トヨタZEVファクトリー ZEV B&D Lab 田代裕一さん

歩行領域EV(車いす連結タイプ) トヨタ自動車株式会社

 有明エリアと青海エリアを結ぶ「OPEN ROAD」で試乗できるトヨタの「歩行領域EV」。立ち乗りタイプ、座り乗りタイプ、車いす連結タイプの3種類があり、立ち乗りは空港や工場などの大規模施設での巡回や警備を想定、座り乗りは荷物が多いときや歩行に支障がある方の移動を想定、そして車いす連結タイプは手動車いすの方へのレンタル使用を想定している。「例えば坂の多い観光地や大きなショッピングモールなどで手動車いすの方の負担を軽減できる」と、開発メンバーの田代さん。「お客様に安心して使っていただけるよう、充電や保険等の周辺サービスも整備し2021年の発売を目指しています」。


問い合わせ:お客様相談センター 0800-700-7700(年中無休9時~18時)


東京モーターショー2019レポート①はこちら

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