レポート

2019/11/02

誰もが快適に安全にそして楽しく、未来へ!

東京モーターショー2019レポート④
電動車いすの方も安心乗車できるタクシー

車体はワゴンタイプの日産バネット。スロープはアルミ製2段引き出し式で操作も簡単

 現在開催中の「東京モーターショー2019」のテーマは「OPEN FUTURE」。さまざまなターゲットに向けて「くらしの未来」にまで領域を広げ、ワクワクするモビリティ、技術、システムなどが展示されています。障害のある人、高齢の方、子育て世代、多様な人々が、もっと気軽にもっと遠くまで出掛けたくなる、そんなコンテンツをご紹介する東京モーターショーレポート最終回です。


写真左、特装開発部 シニアエンジニア 粂野尚樹さん。 右、同部 宮本成章さん

NV200 タクシー ユニバーサルデザイン/日産車体株式会社

 自動車の開発、生産、品質保証まで一貫して行う同社では、量産車だけでなくタクシーや救急車など「特装車」の開発に取り組む。既に1500台が活躍中のNV200タクシーは、スライド式スロープや乗降用大型手すりを標準装備。今回は耐荷重300kg仕様を参考出展。「体格の良い外国の方、電動車いすご利用の方も安心して、ご自身の車いすのままご乗車いただけます」と、特装開発部の粂野さん。スロープの上げ下ろしもしやすく、後退防止の安全ベルトも装備。「女性ドライバーも一人で負担なく操作できる」と、働く人にも優しいユニバーサルタクシーは2020年に向けさらに進化する!


問い合わせ:広報担当/熊谷 0463-21-8898(平日9~17時)


関連記事

関連記事